-DIARY-
アップしたお話のメモ書きなどです。ネタバレなのでご注意。
■2006年5月21日(日) 庭園

近衛隊から衛兵隊に転属してからの物語は、ドラマで言うと第二部のようなものと思っています。
なのである程度慣れるまでは、新しい部隊の説明と、過去の生き方の分析が続きます。

オスカルにすればアンドレやアントワネットとのこれまでの関係、フェルゼンとの決別をどう振り返るか、というところでしょうか。


■2006年5月15日(月) 

ようやく後半に突入しました。
長い・・・ここまで来るのが長すぎる・・・。
今回も、押し倒しの後、二人の心情を書いているだけみたいなもので、ほとんど進んでないし。

カウンターが廻っているので、見に来て下さっている方がいらっしゃるのは確かなのですが、本当に根気よくお付き合いして下さっているとしみじみ感じています。

オスカルが近衛隊を辞める決意をし、アンドレと距離を置き、そこからどうしようかなーと、本人はまるで行き当たりばったりの無計画さです。


■2006年4月22日(土) ゴルディウスの結び目

いやぁ〜、やっとアップできました、「押し倒し」。
一年前から用意していて、ようやく今というのも気の長い話で、短気な私にすればただひたすら忍耐?

「ゴルディウスの結び目」というのはご存じなければネットで検索して下さればすぐに出てきます。

ものすごく抽象的なタイトルですが、たとえばこの結び目を「友情の絆」みたいなものにたとえると、それが結ばれた意味、はずされた意味、それにはずした事の是非、などなど、色々と考えさせられて面白いです。


■2006年4月15日(土) 嵐の日

ようやくここまでこぎ着けました。(^_^;)
これを書いてからようやく1年以上経ってからアップする事が出来ました。

話の流れが多少変わってきたので加筆変更はしていますが、このフェルゼンとの破局場面と、1789年7月12日はこの長編を書き始めた時に書いてしまい、あとは年代の順番に書いていけばいいや…と安易に構えていたのがかれこれ一年以上前……(遠い目)。
何でもそう簡単には進まないもののようです。

一年が過ぎるのは早いけれど、一年前に書いたものはずいぶん昔の事だと思えて、思い出や作ったものの存在によって時間は長くも短くも感じるものなのですね。


■2006年4月9日(日) 抵抗

前回は比較的お気楽な、アンドレの髪切りエピソードだったんですが、今回は徐々に「押し倒し」に向けたものになってきています。

自分の積み上げてきたものがある日突然崩れていく、というのは一見こわい話で、書いていて気が重いものでした。
だけど、別の見方をすれば新たなスタートのための試練のようなもので、これも後から思い返せば、味のある人生のひとこまなのでしょうね…。


■2006年4月4日(火) 黒い騎士事件

今さらベルナールを黒い騎士にしにくくなり、どうにかこのエピソードを無理矢理ねじ込んだだけで、もう原形をとどめていない状態に・・・。

結局、アンドレはこの事件で目を傷つけられていません。
色々考えましたが、目を負傷するのは止めました。
もし、どうしてもアンドレの負傷は外せない!と思われる方、是非、この回か次の回あたりのどこかでオスカルのために負傷した事にして下さると助かります。(^^)


■2006年3月12日(日) 夢の庭

久しぶりのアップです。
少し書きかけて放置していても日付だけは先に打ってしまうので、各話の最後に出ている日付は作成日を推測するのにあまりあてになりません。

次の話とのからみをみながら進めていたので、仕上げるのが遅くなりました。

フォントネ侯爵夫人は実在の女性ですが、通りすがりのキャラクターなのでこれ以降は出てこない予定です。

夢の庭というタイトルは当初、アントワネットが作っているアモーの事だったんですが、話の都合でまだアモーは完成していないので、いろんな人にとっての「夢の庭」という広い意味あいになりました。

サブタイトルの付け方がいかにいい加減か?ということでもあります。

■2006年2月8日(水) 闇の中の真実 後編

これでジャンヌに関する話は終わりです。
ジャンヌにはそんなに思い入れはなかったつもりですが、終わってみると長くなってました。

そろそろ次の新展開に移れそうですが、この先を全然書いてません。
たいていは3つぐらい先まで話をためているんですが、今回はそれがないので、しばらく更新しないかも知れません。


■2006年1月29日(日) 闇の中の真実 前編

一月の初めに書いたものを編集して1週間おきにアップする事が出来ました。あと1本でジャンヌに関するものが終わります。

前後編に分ける予定はなかったんですが、いつものように見直して書き足すと長くなってしまいました。
普通は見直すと、削っていって短くなるよなあ…と独りつぶやいてます。


■2006年1月22日(日) アマリリス

好き勝手に話を書いてます。

※補足
前話に出てきた化学者のラヴォアジェは実在です。徴税官だったために革命後にギロチンに上りました。
アマリリスの作者がルイ十三世というのも、本当みたいです。

ま、流れている情報がどこまで正確かはわからないんですが。(^^)


■2006年1月15日(日) 運命の首飾り

去年の12月にほとんど書いていなかったので、反動で1月の初めに怒濤のように書き散らかしました。
書きたいと言うよりは、止まらず前に進みたいという気持ちのほうが大きかったのですが。

一日に400字詰め原稿用紙で25枚ほど書いていたら3日ほどで嫌気がさしてしまい、挫折してました。
それを思えばプロの作家さんってすごいんですね。このぐらいは平気なんだろうし(知らないけど)、いくつもの連載を持っていたり。
生業で文を書くのは大変だなあと、お気楽なオタクとして感じました。

それに言いたい事ってどうしてもくどくなるので、同じような言い回しを違う場面で二度ほど使ってしまい、どちらかを削ろうとしても、結局、そのまま置いていたりします。
こう言うのを上手く削っていって、一番効果的な場面でビシッと使うのが良いのだろうなと、一応、頭では思います。実行が伴わないけど。

ジャンヌはかなり性格を変えました。
原作のようにお金大好き人間というのでもなく、アニメのように悲壮感ただよう女性でもないです。


■2006年1月9日(月) 心の贈りもの

自分でもどうなっているのだろうと思うほど、話が脱線してしまった。
だんだんこれでもベルばらか?と疑わしい気もしてきている。
どこかで軌道修正しようかとやりかけたが、手をつけるときりがなく、ジャンヌの事も事細かく書くつもりもなかったのに、つい長くなってしまい、あと3話ほど話が続く。

うーむ、元のレールに戻れるのだろうか。(^_^;)


■2006年1月2日(月) 年が明けました

あけましておめでとうございます。
何かのご縁でここをご覧になって下さる皆様、本年もよろしくお願いいたします。

ずいぶん長い間、更新していませんでした。
年末は創作がストップしていたので、見直して仕上げるのも「調子が乗って」くるまで時間がかかってしまいました。

とりあえず、続きをアップしました。

その次はまだ書いていないのですが・・・。
(^_^;)<寝ているあいだに勝手に出来ていればいいなぁなどと夢のような事を思ってたりする。


■2005年12月5日(月) 夏の夜の夢

ローアン枢機卿の肖像画を見ていると、原作のちょっとかわいい?感じが似ているのかなあと思いました。
アニメではスケベオヤジっていうか、体型がいかにも贅沢してまっせーって感じでしたが。

肖像画を見る限りでは実際に会う事があっても、女性が嫌悪するようないやらしいタイプじゃないと思います。

アントワネットは相当彼を嫌っていたようですねぇ。
母親のマリア・テレジアの影響とも書かれていますが。

ローアン枢機卿にすればお気の毒というか、何というか・・・。
アントワネットは嫁いできた国の嫌いなところを全て彼に集約していたのだろうかと考えてみたり、母親からの刷り込みなのだろうかと思ってみたり。

よくわかりませんが、本当に好きなもの・嫌いなものが有ったとしても、時々そのものズバリに関心を寄せずに、少し的をずらしたものに心を向ける事はありがちなのかも知れません。


■2005年11月26日(土) 黒髪の伯爵夫人

ジャンヌがいきなり登場しています。
生い立ちとか全然まだ触れていないんですが、この人が出てくると、話の中に一種異様な空気が満ちるような気がしませんか。

原作でもそうですが、相手を人と思わない自己中心的な考えで、世話になった人を手にかけたり、人をだます事も嘘をつく事も平気な女ジャンヌ。
この人が出てくると周囲の人間が不幸に巻き込まれそうな予感すらあります。

アニメに至っては幼い頃の環境が彼女に深い影を落として、悲壮感までにじみ出ていましたっけ。
最後iにと自爆するあたりもジャンヌエピソードを暗いイメージにしているのかも知れませんねぇ。

すでにジャンヌというと、誰しも「ものすっごい先入観」を持っておられるのだろうと思います。
だけど、ちょっとキャラを変えるというのか、性格は原作ともアニメとも違うものになる予定です。
というか、凡人なのでああいう感じには書けないだけですが…。

私の知っている資料の中では、ジャンヌは恩人のブランヴィリエ侯爵夫人を突き落として屋敷に火をつけたりしていません。
第一ふつ〜、拾って育ててくれた恩人をそう簡単になき者にしようとは思わないでしょう。
もちろん、お話としてのインパクトは大ありですが、小心者の私にはあまり大胆な場面が書けそうにありません。

ツワイクの「マリー・アントワネット」によると、ジャンヌはブランヴィリエ夫人に、ローアン枢機卿を紹介してくれるようにせがんだそうですが、これって首飾り事件のそもそものきっかけになったのかも知れませんね。

どちらかというとブランヴィリエ侯爵夫人は、好き勝手きままにやっているジャンヌに手を焼いて、育てたまでははいいものの、あまりの破天荒ぶりに、開いた口がふさがらない毎日だったんじゃないかと苦笑しています。


■2005年11月26日(土) 危険な遊び

色々な資料を読んでいると、アントワネットはあちこちでささやかれている自身の悪口を知っていたそうです。
時には中傷だけじゃなくて、はやし立てる歌だったり、その内容といったら・・・普通の人ならかなりへこんでしまうんじゃないかと思いました。

アントワネットは本当に「勝手に言わせておけばいい、そんなものの相手はしてられない」とばかりに無視していたんでしょうか。
それともちょっとはヘコんだのかなぁ?

あれほどの地位に上り詰めたら、下々の者が何を言っても気にならないのだろうか、多少なりとも怒りでワナワナきていたのか、極力見ないようにしていたのか、などと色々と考えてしまいました。


■2005年11月20日(日) 

この日記、時々書く時期が飛ぶんですが、ですます調とそうでない時とバラバラですね。(^_^;)<汗


すっかり影が薄くなっていたロザリーにようやく出番が回ってきました。
ポリニャック夫人との関係がないので、あまり彼女に関するドラマティックな展開はないのですが、庶民代表みたいな感じで動いてもらっています。

「我々はこれからも英語を使う」とフランス大使に伝えたのは建国の年だと思います。なので、正しくは87年頃の事でしょう。


■2005年11月16日(水) 迷いの果てに

話をアップしてからしばらく経ってしまったので、ここに書きたい事が何だったのかすでに記憶が怪しいのだが…。

オスカルが女装?してフェルゼンと踊るというエピソードは、最初は「わぁ〜!すごい、どんなんだろう〜楽しみ!」という感じで見ていた。
すごい事は何でも、あれもこれも出来てしまうオスカルに憧れていたので、男として生きても成功するし、女としても気品に満ちて美しい!なんてのは、読んでいて気持ちよかった。

後年、読み直すと別の見方もするようになり、受け狙いというと語弊があるが、もしかして編集部の要請があってファンサービスに理代子先生がオスカルのドレス姿を描かれたのだろうかとか、大人になって少し斜に構えた私はあれこれ考えた(ちなみに後になって色々な見方が出来る楽しみも、ベルばらの特徴のようだ)。

オスカルも女なのだからドレスを着る機会があった方が乙女として共感できるし、ファンにも親しみやすい。
それに男でもあるし女でもあるというオスカルのマルチプル人間ぶりが強調されてたのかなーなんて思った。

だがいざ自分で書いてみると、非常に存在感のあるエピソードなのだと思うようになった。
フェルゼンに告白するのにも、まず軍服を着ていては雰囲気が出ない。
「私は女です」と知らせるためにも、ドレス姿を披露する事は正攻法ではないかと思う。

それにもし彼に告白しなくても、自分の恋心を少しでも満足させるために、夢のような一夜の晴れ舞台を作るのも、確かに良い意味でドラマチックな展開だ。

ところでドレスを着たことによって、かえってオスカルの「想い」が意味深に見えてくる。
結果として彼の腕に抱かれる事で、オスカルはどうしたかったのだろうという事。

多分、この疑問は誰しも思う事だろうが、どう考えても最後に謎の貴婦人の正体がバレるのはほぼ間違いなく、リボンの騎士の亜麻色の髪の乙女ではないが、変身物は「正体」が明らかになる瞬間がひとつのヤマ場となる。

結局、フェルゼンからは受け入れられなかったのだが、オスカルとしてはどうしたかったのだろう。
ふられることは見越していたようだが、彼女の本心は、本当に心から希望していたのはどのような結末だったのだろうかと、今もよくわからなくて考えてしまう。


■2005年10月21日(金) とにかく書いていた

カウンターが廻っているので何人かの人がこのサイトを見て下さっているのだと思う。

書いている話もつい続き物になってしまったので、先へ読み進んで「思っていたのと違〜う」という事になると失礼なので、ちょっとこの辺で基本姿勢などを語っておこうと思う。

続き物の内容は原作に沿っているのでもないし、アニメがベースになっているのでもない。
原作やアニメには突然一年ほど話が飛んだりしているが、その間を補充しているのでもない。

まず歴史の年表を作って、一年ごとに区切り、アントワネットの動きをベースにしてその他の人物の動きを書いているだけである。

もし、原作に添ったお話とかアニメのオスカルに似たキャラクターをお探しなら、そろそろ「ちょっと違うなぁ〜」と思われていると思う。

だからといって、私が自分なりに思い描く理想のオスカル像を書いていると聞かれたらそれも違うような気がしている。
というか、多分、違う。

自分の理想のオスカル像というのはあくまで頭の中で想像するだけで、現実にはそういうキャラクターを書くのは難しい。
特に原作やアニメを見て受けた感動や衝撃は大きかったので、そのまま書くと、「感動・衝撃」をキャラクターの一部に取り込んでしまう可能性がある。

かっこよくて、華があって、アンドレに愛されて、アンドレを愛して、革命に燃えて、周囲からの賞賛を得て、あるいは周囲の思惑を裏切り、自分で道を切り開き、尚かつ人間味があって、悔いなく生きた人?というドラマチック満載のキャラクターは私には書けない。

つまり、自分が受けた「感動」をキャラクターの性質に上乗せしてしまうと、妙に感情的になり、必要以上に肩入れしてしまい、全体が見えない話になってしまいそうなのだ。

だが希望としては一応、書き進む上で、個人的にはキャラクターを突き放し、全体を見たいと思っている(と、書くと、まるで大げさな話で我ながらお恥ずかしいのだが…)。

なので、次々に起きる歴史上の事件や架空のエピソードにオスカルという女性がどう対処し、どう思っているのか、普通の人間として無理のない範囲で書いていけたらいいなと思っている。

となると、時にはかっこ悪いことも起きるかも知れないし、とてもではないが原作オスカルからもアニメオスカルからもほど遠い人になることは間違いない。

なので、このサイトのお話を読まれる方は、…まずそんなに力を入れている方はいらっしゃらないとは思うが…、「ひょっとして私の思い描くオスカル様になるかも?」などと期待せずに、暇つぶし程度に読んで下さるとありがたいと思っている。

■2005年10月14日(金) 我が名はフェルゼン

年明けに8割方作っていて放置していたものを完成させてアップ。
う〜ん、フェルゼンをおちょくるなと言う声が聞こえてきそうですが、私はこんな人間くさいフェルゼンが好き(はぁと)。

結果的に私が書くとアンドレもフェルゼンも根本的な性格が同じになってしまいます。
こういう単純なタイプって好きかも。(^^)


■2005年10月14日(金) ジェローデル

はじめはジェローデルの独白形式にしていたんですが、やめました。
というのも、他の人の会話(思惑)もはさみこんだので、ジェローデル一人の話で済まなくなってしまいました。

彼のフルネームを初めて出しましたが、アニメ基準にしています。
最初、ヴィクトルと聞いたとき、なんてかっこいいんだろ〜〜と思ったものです。どなたが決めたのでしょうね。


■2005年10月11日(火) 希望の空へ

何だかわけのわからないタイトルになってますが、本人もわけがわかってません。

フェルゼンがアントワネットと個人的にアメリカでの話をする所で、女性が喜びそうな話題って何だろうとあれこれ悩んで、そういえばアリゾナ州のターコイズって有名だよな〜と思い出し、それなりに調べると昔から使われていた装飾用の石だという事がわかりました。

スリーピングビューティという名で親しまれているらしく、ターコイズの中でも高価なもののようです。
きれいな空色をしているので、もらったらきっと嬉しいでしょうね。

アメリカの土産〜!何にしよう〜?とか考えながら書いていたら、ついつい「フェルゼンは旅行の土産にターコイズのブローチを…」と書いてしまいそうになりました。ちがうってば・・・。


■2005年10月5日(水) 苦悩ありて

これを書いたのはずいぶん前のことで、実は大きな出来事(重要エピソード)がある所は気が向けば、時期(年代)に関係なく前もって話として書いています。
たとえば、押し倒しとか7月12日とかは、だいたいの形ながら作ってます。

だけど年代の順番に書き進んでいき、重要エピソードにたどり着いたら、前に書いていたのより少し話が変わっていたり、文体が違っていたりで、結局かなり手を入れなければならなくなります。
それどころか書き直した方が早いことのほうがはるかに多い。

オスカルがフェルゼンに恋いこがれる時期は、登場人物の誰もが悶々としていて、出来れば飛ばしたい所です。
が、この時期こそオスカルが人を好きになることを知る過程なので、駆け足で通り過ぎると成長がわからなくなるので、自分でも思いの外、ゆっくりと書いています。

サイドを書いていて、本編では見られないような下世話なエピソードとか、オスカルやアンドレのちょっとした日常を書くことがいかにもサイドらしいオタクな楽しみだと思っているんですが、なかなか余力が無くて、筋を追うだけで終わっています。

確か、オスカルとアンドレのほんのささやかなラブラブな所を書きたいな〜と思って書き始めたはずなのに、そんな所になかなか到達できてません。

色々とままならないことって多いものです。


■2005年9月24日(土) 予言

二ヶ月前には書いていたのに、ずいぶんアップするのが遅くなりました。
このへんの時期はまだ良いんですが、フェルゼンが帰ってきて、衛兵隊に移って、と・・・この後をどうしようかと考えているうちについ手が止まり、もたついていました。

話もそろそろ10年以上が経過して、あと6年ぐらいでバスティーユですから、続き物としては半ば過ぎている事になります。

ちゃんと続き物・・・になれば良いですが(^^;)大汗

しかしこれだけ長く書いていてオスカルのラブラブなシーンが一度もない!と我ながらやっと気が付いて、ちょっとこのあたりで原作に合わせてこういうシーンを入れておこうと思い立ちました。

関係ないですが、この酒場のエピソード、原作では多分パリっぽいですよね。
ケンカの後、財布を無くしたアンドレはオスカルを抱いたままベルサイユにある屋敷まで歩いて帰ったのか?と不思議に感じたファンは多いはず。

と言うか、その事について色々と意見交換されていたものを過去に拝見したことがあるんですが、大胆な推測でものすごくウケてしまいました。
ファンならではの交流ですね。

酒場がパリの外れで、ジャルジェ家の屋敷がベルサイユの外れにあるとしても、少なく見積もって距離は12〜3キロは有ります。
いくらアンドレが力持ちでも体重が50キロぐらい(少なく見積もって?)の女性を腕に抱いて歩くのはキツイ。
長すぎるヴァージンロードも考え物です。

ここでアンドレが「星がきれいだ」というセリフが有るんですが、彼女にさりげなく語りかける言葉として、当時とてもきれいだなあと感じました。

後に確か宝塚で、杜けあきさんのアンドレがあずまやで、オスカルに語りかける時も使われていたように記憶していますが、この時もいいなぁ(^^)なんて思いました。

■2005年9月24日(土) 新しい風

ロザリーのことですが、タイトルそのまんまの中身です。
この一つ後の「予言」と一つでしたが、いつものように長くなったので二つに分けました。

勝手に若い娘さんをさらってきてはいけないよ〜とは思いつつ、たぶんロザリーの弱りようを見るに見かねての事でしょう。

パリとベルサイユの距離をしみじみ見ていると、電車もないこの時代にパリへ通勤?というのもしんどそうですね。
今なら20キロぐらいの移動なら「近いじゃん」と思いますが。

実際はどうだったんでしょう。


■2005年9月11日(日) 抱擁

フェルゼンがアメリカに行ってから、特にオスカルの活躍する場面がなく、原作やアニメでもこのあたりは飛ばしてあって、オスカルの行動や気持ちがよくわからないです。

だけど、活躍の場がなくてただひたすらフェルゼンの無事を祈ったり不安になっていただけなら何となくオスカルがしおれてしまいそうです。
やっぱりオスカルは元気でいて欲しい、どうにか活躍して欲しい!

・・・ので、ちょっとした活躍話を書きたくなって、急きょ挟み込んだものです。
この急きょはさみこむパターンは今までも結構多いです。

安易に子供救出ネタですが、アントワネットの周辺でほのぼのした出来事とすればこんな感じかな〜という所です。

ヨーロッパの森は日本と気候も違うし、妖怪とかは似合わないのかも?なんて事を思いました。


■2005年8月26日(金) チビOA

その昔、ベルばらにはまった頃、オスカルをO、アンドレをAと表現するのに戸惑いました。
別に他の方が使われているのが嫌だというのはなかったんですが、自分で使うのはどうも……なんて思ってましたが、慣れると平気なものですね。今では何とも思いません。

ただ、ワープロでは「お」と打つだけで勝手に「オスカル」と変換されちゃうので、なかなか自分がOAを使う機会はないんですが。

このOAと略すのはファン同士だけにわかるように暗号化したものだとか聞きましたが、ネットやワープロが普及する前の手書き時代の「略字」のなごりでもあるのかもなぁと思ってみたり。

チビOAと言うのもありますが、いまだにこの子供時代の二人の関係をなかなか把握できないでいます。


オスカルとアンドレって子供の頃は、オスカルが彼を追っかけて泣かしてたりしてたんでしょうか。
原作ではそう言うシーンがちょこっと出てきてましたっけ。

あれって、もしそのまんま大人になったら、オスカルはアンドレを男として頼もしいと思えるのかしら。

自分に置き換えて考えるしかないんですが、もし私なら、彼を日常的に泣かしていたら、強さの順位を自分より「下」に置いてしまいそうな気がします。

なので大人になって、彼がオスカルの心の支えになるためには、どこかで二人の関係が変わっていったのかな〜と、ふと思います。


どこかでアンドレの見方が180度変わるような劇的な出来事とかをサイドで書けたらいいのですが、なかなか発想が貧困なもので、やっぱし私としては、子供の頃からアンドレがオスカルを見守っていた、というシチュエーションでしか書けないなぁ〜なんてことを考えます。


■2005年8月14日(日) 怒濤のように

続けてアップしましたが、お盆休みで空き時間が出来て書いたのではないんです。
前から書いていたのがたまってきて片づかないので、在庫処分のような感じで放出しました。

話を書くときは続けて3つほど書いて、その中で行きつ戻りつして加筆したり移動したりします。
それに未アップのストックがないと、お尻に火がついたような気持ちになるので、ためて書くのは保険みたいなモノです。

だけど未アップでため込んでいるのも片付かなくてイヤになって早くアップしてしまいたくなるし、いずれにしてもイラチな性格がにじみ出ています。

今はストックがないので一休み。
単発で書きたいとも思いますが、思うだけではモノはできあがらないもので。(^_^;)
ちょうど世間がお盆休みで静かな今こそ書きやすいはずなのですが〜。
ははは。


■2005年8月13日(土) 小さな嵐

いずれ組み込む予定だったとはいえ、さほど中身を変えずに使った焼き回しなのでコソコソッとアップしました。

だけど、単発で書くのと、続き物の一つとして書くのとではちょっと雰囲気が違いました。
ここに至る経緯みたいな?ものというのか、今までの色々な経験の積み重ねをさりげなく入れることが出来て、単発物とはちがう楽しみ方があるものなんですね。

ちょっと長すぎて、書いている本人が時々バテてますが・・・。(^_^;)


それと跡継ぎにするのを「男性」にこだわるのは、Yの遺伝子が間違いなく男の子供に代々受け継がれるからなんだとかいう話を新聞で読んだような気が…。(うろ覚えでホントかどうかわかりませんが)
……と言うことは血筋というのはYの遺伝子を受け継ぐって事なのですねぇ。

つまりXしか持っていない女性の血筋って把握しにくいのかしら?(^^;)
というか、跡取り問題では女の血筋ってどうでもいいって感じかな。

だけど実際、遺伝子レベルではこう言うのはどう把握されているのだろう〜?なんて思っても、いちいち調べるほどこだわってないしぃ〜〜。
まぁ、いいや。

そう言えばふと思い出したけど、女にはその家の家紋ではなく、代々母親から受け継ぐ「紋」がありますよね。


そんなこんなで色々考えていると、嫁いだ姉の男の子供にジャルジェ家を継がせるというのは、嫁ぎ先のご主人の血筋に入れ替わっちゃうってことなのかな。

じゃあ、正しい跡取りはジャルジェパパの兄弟の息子とかにしないといけないのか?と思ったりして。

まあ、自分の所は跡継ぎとか血筋とかを気にするほど格式なんてない小市民なので、ぜーんぜん関係ない話なんですが、跡取り問題って大変なんだろうなぁと思いました。

余談ながら、こういうYX染色体というのは高校の生物学で習うものですが、先日、テレビのコメンテーターが「生物学は苦手だった」といっていたので、生物学好きな私としては「あんなに面白い授業のどこが苦手なんだろう」と、人によって色々、得手不得手が違うのに驚きました。

私なんて「世界史」苦手だったなぁ。
少なくともフランス革命の所だけは詳しかったけれど。


■2005年8月12日(金) 新しい夜明け

又のタイトルは「黒い騎士あらわる」ってとこでしょう。
一つ前の「変化」と一つだったのだけど、長いので分割しました。
「変化」が前編とすれば「新しい夜明け」は後編になります。
で、後編に当たるこっちの話は少し短めだったので二日ほど前にオルレアン公の話を継ぎ足しました。

できあがってみるとオルレアン公が主役になってます。
またしてもオスカルの出番の少ないこと。(^^;)

実際のオルレアン公はひと癖もふた癖もあって、扱いにくい人みたいですが、書いていると何だかかなり三枚目キャラになってしまいました。

アニメ前半のオルレアン公ってものすっごく悪人顔でしたっけ。
実際はオスカルよか7才ほど年上なだけなので、ものすごく実年齢のわからない人でした。
後半はちょっと雰囲気が変わっていましたが・・・。

私としてはオルレアン公はデスラー総統のイメージです。
ナルシストで自信過剰で、「ヤマトの諸君」とか、決めゼリフを持っているわりに最後は負けてしまう。だけど憎めないというキャラかなぁ。