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-DIARY-
アップしたお話のメモ書きなどです。ネタバレなのでご注意。
■2005年8月12日(金) 変化

書いたのがずいぶん前なので、何が書きたかったのか忘れました。
とにかく早くまとめてアップすることだけ考えてました。

内容はアントワネットが中心。
後で見たら、オスカルの出番の少ないのなんの・・・。

だけど、フェルゼンが居なくなってダメージが大きいのはアントワネットよりオスカルの方かも。

アントワネットには自分の家庭でのイベントが多いけれど、オスカルは特に変化はないし、ひょっこり空いた時間で、物思いにふけってたのかも知れません。


■2005年8月9日(火) 旅立ち

フェルゼンがちょっくらアメリカに行くだけの事なのに、なぜか一つの話になっています。
簡単に書くと3行ほどで済むんじゃないかなぁ。(^_^;)

たらたらと続き物を書いていると、簡潔に書くということをつい忘れがちなので、気をつけなければ。

ベルばらでは彼のアメリカ行きを、アントワネットへの気持ちを吹っ切る形(もしくはその気持ちを忠誠心に変えるため)になってますが、ここでも同じ意味合いにしました。

本心はどうだったのかよくわかりませんが、もしアントワネットの事に関係ないのなら、もしかして功名心だったのかなぁとか色々思います。


■2005年8月7日(日) シャルロット

フェルゼンがアメリカに行くまでの間を取るために、急きょはさみ込んだ話です。
見ての通り、内容の大部分は勝手な創作です。

初恋の相手と結ばれることは本当にしあわせなのかなぁ〜どうなのかなぁ〜と思いつつ……まあ幸せなのでしょう。

そう言えば、原作もアニメもド・ギーシュと言えば何となくイメージ悪いですね。
特に御本人が登場したアニメの方はどう見ても変態入ってたし。

貴族の娘の悲壮感を描く目的もないので、結局、かなり話を変えて彼をイイ男にしてしまいました。

そう言えばアンドレもオスカルが初恋なのかしら?
よくわかりません。

一番苦労したのは王室礼拝堂の構造で、見取り図を見ても階段の位置や鐘楼への通路がよくわかりません。
版画や写真を見比べて、首をかしげていました。

仕方ないので、屋根職人さんが工事用の足場を作っていたことにしましたが、当時の仮設足場はどんなだったのだろうと気になりました。
ま、あれやこれやと、全然わからずに書いているって事です。(^_^;)

写真を見る限り、今では鐘楼はないみたいですね?
版画ではあるのですが、いつ頃取り付けられていつ頃撤去されたのかよくわかりません。

あー、もうわからんことばっかりです。


■2005年8月4日(木) 話にならない

自分で思うに、この続き物はあまりストーリーとして起伏が有るわけでは無し、起承転結があるわけでもないんです。

アントワネットの動きに合わせてオスカルがどう思い、どう感じ、どう行動したかを「説明」しているみたいなもので、読んで下さる人が想像を働かせて、文章に書かれていない裏を読む・・・ものではありません。

普通、小説を読むと、ちょっとした仕草や行動でその人の気持ちを読む部分があると思いますが、私の場合、遠慮もなくずけずけと心の内面を書いています。

とは言え、その時々でオスカルがどう感じたかを追いかけるのは、結構しんどいです。
特に年代的に通り過ぎている年頃についてはすっかり忘れちゃってる場合も多いし。(^^;)

もちろんアントワネットやアンドレやフェルゼンについても同じ事で、彼らのその時々の気持ちの動きを追っているって感じです。

なので自分の描写する能力を超えた心理というものは書けないわけで、オスカルという人を書くのも、自分なりに限界があります。

それに書いていて、オスカルというキャラは強烈な個性があるので、当然、彼女のイメージはある程度固まっていると思われがちなのに、書いているとものすごく「的に当てにくい」人物であることに気が付きます。

多分、オスカルは「ものすごくすごい人」というイメージが先行しているのでしょうね。
なので、自分がいざ書くとなると「私の手に余る女性だ」と、思わず引いてしまいそうになるものです。

で、あれこれ悩んだ末、最後には、自分が思うイメージでオスカルという女性を「肩肘張らずに」書いていく事が、正攻法なんじゃないかなと思います。


■2005年8月2日(火) 情熱

フェルゼンへの思慕は出来るだけ短くするつもりが、なかなかそうも行かず、しばらくオスカルは悶々とする日々です。

ベルばらの二次創作を読まれる方は、あらかじめベルばらを知っていて、尚かつ、自分なりのオスカル像を持っている・・・のではないかと思っています。

私もそうなんですが、そうすると書いていてたとえば「ジェルメーヌはオスカルの人柄を知って驚いた」と、いう風に何の疑問も感じずに書いてしまうわけです。

自分としては「オスカルの人柄」と書くだけで、りりしいとか礼儀正しいとか、そういう含みがあるんですが、普通こういう場面でこそ、その人の人柄をちゃんと言葉で説明するところのはずなのにと思います。

で、改めて、初対面の少女がオスカルを見てどう感じるのかを考えていると、オスカルの人柄をどう表現すればいいのか悩んでしまうわけです。

自分の頭の中に何となくオスカル像があるから、肝心な所で説明をすっとばしてしまい、だからと言っていざオスカルの性格を書き出すとしたら、頭の中が真っ白・・というのも我ながら情けないなあ〜〜。


■2005年7月25日(月) 日没

話の流れからしたら少し先のエピソードになるけれど、ふと書きたい場面や情景があれば思い立ってそこだけ書き始めて、結局、年代の順番通りに仕上げていくので途中で放置したりしています。

この話も書き始めからすると、ずいぶん長くかかってます。
途中で放っていて、やっと順番が回ってきたので仕上げたんですが、最初と少しニュアンスが違ってきたりして、そういうのも有りかなと?思いながら書き進めています。
いかにもマイペースで書いているって感じですね。

このあたりからオスカルの片思いがはじまるのでつらいなぁ。
フェルゼンへの想いは気の毒で、書くのは苦手です。
早くすっ飛ばしてやろう〜っと。

オスカルの胸がうずく・・・と、何度も書いておきながら、私自身は歯の治療で歯茎を削られ、歯がうずいています。

「おお・・このうずき具合はまるでオスカルの片思い」などと、アホなことをつぶやきながら・・・。オタクだわ〜〜(^_^;)


■2005年7月21日(木) アンヌ

実在の人物ですが、多少のフィクションが入っています。
彼女に関する記述が少なくて、英語やフランス語サイトを検索して和訳したところ、泣けてくるほど内容の文が崩壊していました。
読解したつもりで間違っていることも大ありです。

大筋では違ってないとは思いますが。


■2005年7月18日(月) ボルドーへの旅

実在の修道女とアンドレの出会いを書きたくて、あんなに遠いところまで彼に出張してもらいました。(^^)

地図サイトを見つけたので貼り合わせていく作業も大変でした。
で、作ってから見ると、実にベルサイユからボルドーの遠いこと。

当時、本当は海路でワインを運んでたんじゃないかと思ったけど、さすがにお気楽創作なので、アンドレは馬車に荷車を付けて帰ったことにしました。
が、当時の運搬に詳しい人からすればツッコミどころ満載ってとこでしょう。

樽桶職人の仕事については、当時の百科全書にも載っていて、面白かったです。
きっと彼らは職人気質で、日本で言うなら「大工の源さん」って感じかなぁ。

書いていて思ったのは、旅に出ると脳の活性に良さそう〜〜という事です。

もうちょっとフランスの事を詳しく見知っていたら、オスカルやアンドレにあちこち旅行に行ってもらって、楽しい旅行記として書けるんですが、なにぶん、行ったこともないのに書いているでっちあげなので、おそるおそる書いてます。(^_^;)


■2005年7月18日(月) 再燃

こっちに書くことを後書きで書いてしまったので、特にこれと言って無いです。
フェルゼンって本当はいつ頃、ネッケルの娘・ジェルメーヌさんとお見合いしたんでしょうね。
年を見ると彼女は12才だし、もう少しあとかなぁ。
さすがにそこまで調べる根気はないです。

ジェルメーヌの肖像はサイトをあちこち検索したら出てきますが、確かに骨太な女性で、アントワネットとは違うタイプでした。
今ならキャリアウーマンやもちろん作家とかジャーナリスト、そういう活動的な女性として活躍していそうです。


■2005年7月17日(日) 再会

アップしてから時間が過ぎたら、こっちに書くつもりのネタバレもすっかり忘れてしまいました。
鉄は熱いうちに打て……とは言ったものです。(^_^;)

一つ後の「再燃」と一体でしたが、長くなったので二つに分けました。
ベルばらではマリー・テレーズを産む前にフェルゼンがフランスに帰ってきていましたが、本当は産んでからだったんですね。
案外、気持ちも落ち着いた再会だったんじゃないかなと勝手に想像しました。

そろそろオスカルも公人としての動きと、ジャルジェ家の人間としての動きと、色々と考えることが多くなって、単に職務に没頭するだけでは済まないお年頃です。
フェルゼンに惹かれていく気持ちも出てきたら、悩み多き20代になりそうですね。

こういうつらい恋が好きな方もいらっしゃるものでしょうね?

片思いの切なさとか、確かに題材としてはいいのですが、つらい恋なので、くわしく書くのはオスカルに気の毒なので早足で済ませちゃおう〜と思ったり。

いずれにしてもフェルゼンってカッコ良かったのでしょうね。
男の人の正装って結構ググッと来るものありますし。(^^)


■2005年7月10日(日) イラストコーナー

シナモンさんのイラストコーナーがとっても地味だったので、気になっていたんですが、このたびリニューアルしました。

ほとんどこのサイトもイラストで維持していると言っても過言ではないので、これで少しは見た目もすっきりしたかな?

まあだけど、イラストって描きたいときに描くってのが長続きのコツなので、シナモンさん、これからもマイペースで描いてくださいまし〜!

もうすぐ三が日ですから・・・って、さっそくおねだりしてたりして。(^^)


■2005年6月30日(木) ぼちぼちと

ちんたらと続き物を書いてますが、この前の「女性の性」なんですが、普通こういう群像物のドラマに主人公の生理日なんて出てこない事の方が多いと思います。

ただ、同じ女性としてこういうつらい日もあっただろうなと、二次創作としては共感できるネタとして使うのも珍しくない話みたいです。

だけど生理痛で、もんどり打つほど痛いのだとしたら、行軍なんて難しそうで、あまりオスカルにひどい生理痛の症状があったら悩みの種になりそうです。

共感ネタというと、ジャルジェ家の中でのエピソードというのは家族のことなので、比較的、気持ちが入りやすいです。
まるで絵に描いたような、幸せすぎるハッピーファミリーの様子を書くのも個人的には背中がこそばゆいのですが、甘辛とりまぜてみようかなと思う今日この頃。

あれこれ試してみよう。(^_^;)


■2005年6月22日(水) にぎやかな天使

ちょっと年代をさかのぼって、エピソードを追加しました。
ベルサイユのばらは男として育てられた女性を扱っているだけあって、少なくとも女性の性を意識した物語だと思っています。

だからって、生理ネタってかいっ?
・・・って感じですが、生理は女性の性として生々しいので、書くのを迷っていたら話が次々進行してしまい、できるだけオスカルが20才ぐらいまでに(出来るだけ少女期に)書く予定が大幅にずれ込みました。

女は子どもを産む道具・・・なんて事を言われたらムカッと来ますが、お話を書いていて、こういう性差に触れる部分は今のところあまり積極的に書いていません。
そっちの方向に話が行くと、本題の「オスカルを追いかけている」のから逸れてしまいそうなので。

今でこそそんな事を人前で言ったらセクハラですねえ、まず。

学生の時、先生に聞いた話ですが、女性の性と言えば、この時代の百年ほど前に顕微鏡が発明され、どこの誰かは知らないけれど、精子を拡大して見たのですと。
(つまりそれによって精子を発見したらしいですが)

そしたら、実に都合良く見間違えたらしく、精子の頭が赤ちゃんの形をしているように見えたそうです。
なので、子供とは男の精子から作られ、女は腹を借りるだけだ、だから男は(子供を作り出すから)偉い!と、なったとか。

この話、ふと思い出して情報を探したけれど真偽のほどはわかりませんでした。
話をした先生は女性ですが、とても物事をはっきり言う方で「アホちゃうかぁ、精子が子供に見えたんやて。顕微鏡の精度が悪いねん」と大声で(苦笑)。

ホントですかね。(^_^;)


■2005年6月17日(金) 嬉しい知らせ

アントワネットの初めての子供が生まれる時の話なんですが・・・

貴族の婦人がが自分で育児をするとは限らないでしょうから、ここで出てきたおむつ替えなどの話は実際にはあり得ないのかも、なんて思っています。

むしろその事より、いくら生まれて間もないとは言え、こんなに寝起きの良い子はいるのだうか、まれにはいるかも知れない〜?
と、自分でツッこんでみる。(^_^;)

それにしても普通は小さい子供って、たいてい寝起きって泣きながら起きてくるのが多いんじゃない?
大人になっても、寝起きにいやな夢を見て寝覚めが悪いってことは大いにあるし。

と、あれこれ考えていても仕方ないので、今時はネットで情報を探せるから「育児・寝起き」で検索してみた。

そしたらドドドォ〜〜〜っと、怒濤のようにヒット致しました。
個人の育児サイト。
予定ではごく一般的なノウハウのページを探すつもりだったんですが・・・。

やっぱり多いんですね。家にいて情報がやり取りできるインターネットは子育ての強い味方なのですね、きっと(程度にもよるんでしょうが)。

で、やはり寝起きが悪いというのが大半でした。
まれにものすごく寝覚めが良くて、笑いながら起きてくる子もいるみたいですが、ものすごく少ない。

ちなみに今、メディアでは子供のことを「子ども」と表記しているらしいですね。
なんでも「供」というのが従属する意味を持っているので、子どもは「誰かによって支配される」存在と見なされるべきではない、というのが理由とかどうとか。

中には「供」は決して従属する意味とは限らないという反論もあるそうですが、確かにウチの新聞を見ても「子ども」になってました。

どこからどこまでが正しい主張なのか、はたまた過剰反応かはわからないんですが、世の中、人って色んなことを考えているものだなと感じさせられます。

いやいや、決して「子ども」という表記が過剰反応と言ってるんではないですよ。
私の知らないところで、誰かが何かに気が付いて、あれこれ考えて実行に移して自分の思いを実現させ、世の中って少しずつ変わって行ってるんだなと気付いただけです。

出来ればおだやかな方向に世の中が変化していってくれたら良いとは思いますが。

■2005年6月9日(木) 安らぎの離宮

言ってみるとオスカルの回想録?
今までのアントワネットとの関係を見直して、心機一転、がんばるぞぉ〜!という話です。←はっきり言ってコンセプトまるだし。

それとポリニャック夫人も原作のベルばらのように、オスカルに刺客を差し向けたりするほどの悪人では有りません(今のところは)。
彼女にすればオスカルも邪魔な存在で、反対にオスカルから見てもポリニャック夫人は目障りな存在ですが、二人はそれなりに距離を置いてつき合っています。

んなモン、全然ドラマチックちゃう〜!
と、言われそうですが、才能もないのに無理に話を劇的に盛り上げると、きっと失速してしまうのでヤメてます。

どっちかいうと、成り上がって登り詰めたポリニャック夫人も、決して安泰の立場に満足していたわけじゃなくて、それなりに悩んでいたんじゃないかと考えています。

ラストの雨に濡れるオスカルは、個人的には好き。
キャラのデザイン上、髪の毛のはねっ返りは「元気」とか「反発精神」の現れと思っていますが、オスカルの髪も濡れて、まるで角を取ったみたいになると、結構、物静かな内面が出てくるのですね。
たまにそういう風になると、アンドレではないですが、ハッとさせられて好きかも。

そーいえばイラストでオスカルを描く時、髪の毛のはねっ返りの量で、その人のオスカルに対するイメージもにじみ出ているものなんでしょうか…?
やんちゃ気味とか、物静か気味とか?

あんまし意識したこと無いけれど。


■2005年6月5日(日) 

書いたのは少し前ですが、他の話が停滞していたのでちよっと足踏みしていました。

時代の違う二つの話を同時進行させるのは珍しいことではないですが、途中でこんがらがる事ってあります。
書いている本人はちゃんと図式を頭に置いているからいいんですが、ただ読む方はすんなりと頭で描けないってこともあるはずで。

なので年代と場所をはじめに持ってきて、切り替わったことができるだけわかりやすくしたつもりなのですが・・・。

イザベラという人は本に肖像画がでていましたが、本当にきれいな女性なのですね。で、性格も良いとか。

オスカルの出番があまりなくて、出てきても取って付けたような場面になりました。
こう言うとき、パリの花屋でのびのびしているロザリーはキャラとして使いやすいというか、出てきやすい立場にいます。


■2005年6月3日(金) 冬の旅
ここに書くべきコメントを後書きに書いてしまったので、特にここで書くこともあまりなさそうです。

当時の国境があやふや・・というのは古い資料なので、今はもっと事実が解って、これとは違っているかも知れません。
中には自分たちは独立国だと信じ切って、フランスに統合されるのを嫌がる地方も有ったらしいです。

うっかり謹慎を一ヶ月にしてしまったので、どうにかその間に何かやらなくちゃ体がなまりそうなのでアラスへの旅になったわけですが、この機会を利用してロベスピエールの紹介を入れました。

オスカルにも、王室に忠実なジャルジェ家の当主というだけではなく、貴族の領主という、別の側面があるので、その辺の事も押さえておこうというだけで書いたみたいなもんです。

一応、アラスに別荘を持っていることにしたので、いつでも遊びに行けそうですね。
まあ、オスカルにそんなに時間の余裕があるのかどうかよくわかりませんが…。
暇があれば仕事をしてそうですし、このオスカル。


■2005年5月28日(土) 誠意の行方
あまり書きたくない話でした。

なので文が進まなくて、あらすじから広げていって何とかアップした感じです。

オスカルは踏んだり蹴ったりでサマにならないし、主役はポリニャック夫人です。
オスカルが父に殴られる場面は原作ともアニメともシチュエーションが違いますが、大筋、ジャルジェ家の方針を彼が語るという意味では同じものです。

書きたくないけれど、今後の話をスムーズにするため、オスカルとアントワネットの関係を、どこかでびしっとけじめを付けたかったのです。

当初の仲の良い友達づきあいであれば、オスカルはいつまでもアントワネットに対して気兼ねもなく進言してしまいそうです。
そしたらアントワネットがあれもこれも反省して、しまいには歴史が変わってしまいそうになります。

この話は、オスカルは主君であるアントワネットに対して進言できる立場ではないとはっきりさせ、今までの仲良し路線から軌道修正するための話です。

今後、オスカルからアントワネットに軽々しく口をきくこともないし、ちょっと距離を置いたものへとなっていきます。
アントワネットにはポリニャック夫人という友人も出来、オスカルの立場が微妙になってきます。

最後までアントワネットに忠誠を誓ったランバール公爵夫人とは違い、オスカルはバスティーユ攻撃で王妃から寝返ることになるので、このあたりから徐々に二人の距離は離れていき、少しずつ分かれ道へと近づいていくことになります。



■2005年5月24日(火) ジュルナル・ド・パリ
1777年1月創刊の日刊新聞がある・・というネタをどこかに使いたくて、ベルナールがらみの話にしてみました。

昨日、夕方に時間が空いたので、夜までの空いた時間にパソコンにへばりつき書き上げたんですが、根を詰めていたらだんだん書くのが嫌になってしまうほど疲れました。

単なる趣味のことなのに、あまりむきになってはいけないってことですね、きっと。
おかげで即アップできましたが、所々、内容について自分で気が付いた「変なところ」をツッこんでいます。

ロザリーの性格は原作ともアニメとも違うと思っています。
内気でちょっとおどおどしているところもありますが、あまり内向的ではなさそうです。
少女漫画にありがちな泣き虫だけれどがんばり屋みたいな感じです。
多分、妹にすればかわいいだろうなぁって思います。
オスカルも末っ子なので、妹がいませんから、こういうタイプの女の子ならかわいがりそうです。

オスカルみたいな人がいて、実際にかわいがられたら、ロザリーじゃなくても女と知りつつ好きになってしまいそうですね。
変な意味じゃないですが。(^^;)



■2005年5月24日(火) タオルの歴史
雨に降られたり、風呂から上がって使うのはタオルなんですが、話の中に「タオル」と書いてから気になって調べたのはタオルの歴史。

で、今のパイル地のような水分を吸いやすい記事が考案されたのは19世紀のフランスだったのだそうで。1811年なんですと。それもシルク製。
だけどその時代に、もうオスカルおらん・・・!!

んで、話の中でタオルと書けないとしたら体を何で拭いてたんだろうというと、浴布という呼び名の布があったとか。
だけど、体を拭く布という意味でタオルと書いたほうがイメージがつかみやすいんですけれど。

案外タオルって新しいんですね。



■2005年5月22日(日) 更新

ひとかけの勇気

あんましタイトルと中身が近いわけではないんですが、書いていて長くなり、話を前・後編に分けたので、この後にアップする話の方が「ひとかけの勇気」だったりします。

今回も歴史上の人物が出てきてオスカルと語る感じです。
だけど、やはりオスカルが若い。
おじさんを相手にして人生のちっょとしたイベントを対等に語るほどは年を取ってないので、どうしても聞き手に廻ってしまいます。

フランス人ならそれなりにウィットにとんでるので、オスカルが茶目っ気たっぷりに会話を楽しんではどうだろう・・・なんて考えつつ、だけどオスカルってあんまし軽い感じの会話をしなさそうだしなぁと思い直してみたり。

うーん、オスカル。早く人生重ねて歳取って下さい!?



■2005年5月21日(土) 更新しました

しばらくぶりですが、新しい話をアップしました。
今回もまとめて3つほど書いたので順次上げていきます。

ポリニャック夫人が登場して色々と考えていたんですが、どれほど陰謀を巡らせていたんでしょうね。
原作ではオスカルにシャンデリアを落としたり、刺客を差し向けたりしてましたが、活劇は苦手なので、またもや何もイベントがないまま過ぎ去りそうです。

本人に悪気がないまま、あれこれ事が大きくなるのはよくある話で、ポリニャック夫人も自分ではいいことをしているつもりだったのかも、なんて思ったり。

いっぺんに話を書くと、何が何だかわからなくなって校正もいい加減だし、またもや骨組みだけでイベントなしの物語が続くことになります。
ラブラブもこのぶんでは期待薄・・・だったりして。



■2005年5月15日(日) 我ながら情けない  
 
ベルばら外伝8をアップしました。
あと、何個かあるのだけれど、公共の場に出せるものはそろそろ終わりに近づいてきました。

いやしかし情けない。

はまってすぐに書き始めたサイド・・・などど昨日書いたんだけれど、この「ベルばら外伝」もそのうちの一つになります。

偉そうに言っといて書いていたものはこれかいっ?!っていうほどのおちゃらけたものですね。
もちろん、真面目なのも書いてましたよ、書いていましたともっ(汗)。

身内に暴露されたらたとえ作り話だとしても、言い訳も出来ないオスカルも気の毒ですが、当時の「近所つきあい」ってどんなものだったんでしょうね。
まー、とは言え日本みたいにすぐ目の前に隣んちの窓がせまっていたわけでもないでしょうが。

なにぶん、日本と違いウィットにとんだ「おフランス」の事なので、多少の色恋沙汰のうわさも日常生活のエッセンスだったのかな。



■2005年5月14日(土) サイドを書く・書かない

ベルばらにはまってすぐにはじめたのがサイド書き。
だけどすぐに行き詰まってやめてしまった。
熱い気持ちのままでベルばらの世界観を整理するのは簡単ではないと思ったから。

今はかなり冷静になっているし、オスカルという人をそれなりに書いてみたい気持ちになれたから書いている。
少し前なら「サイドを書かないのですか」と聞かれたら「書けません」と答えていたかも知れない。

私はサイドを書けませんというコメントはどこのジャンルでも珍しいコメントではないと思っている。
それの理由に「書く才能がない」というのもよく見かけるけれど、実際、サイドを書くのはしごく簡単な事だ。

たとえば、自分が家を出てジャ●コへ行くことを18世紀に置き換えて、「オスカルは屋敷を出てベルサイユ宮殿に向かった」と書くだけで、もうすでにオスカルを動かすことは出来るのだから。
それに別段、誰にも見せるものでなければ恥ずかしいこともない。

他人様の事はわからないけれど、自分の事でいうのなら「サイドを書けません」というのは、才能が云々というよりは、「サイドは書きません」という自分の意志による。
それに書くことによって、自分のベルばらの世界観を自分で壊すこともあり得る。
自分で作る楽しみもあるが、サイド作りにはメリットもリスクもある。

書きたかったら、まず「書いてみる」。
書きたくなければ「書かない」。
書き始めて思ったのは、ただそれだけのことだったということだ。


■2005年5月5日(木) レンタル掲示板

日記を掲示板形式にすると気軽にホイホイ書き込めて便利だわぁ。(^^)

サイドを書いていて思うのは、自分が書いているのが決して原作やアニメを見て、いいなと感じたオスカルではないって事です。
ひとつずつエピソードを重ねたり、具体的に一人の人として動かしていると、今まで頭で想像していた理想のオスカルにはならないと思っています。

原作やアニメでも突然2年ほど飛んだり、ここでオスカルはどう思ったのか?と言うところが描かれていなかったり、そんな部分を自分なりに補填していくと、やっぱりもうそれは思い描いている理想像では無くなるわけです。

まあ言うと自分で自分の理想のオスカル像をぶち壊しているみたいなものです。

だけど私の頭の中は都合良く出来ているのか、抽象的なイメージながらも原作やアニメで感じたかっこいいオスカルと、自分が書くオスカルは全くの別物〜〜〜と開き直って考えられることです。

■2005年5月4日(水) 戴冠式  
 
話の進行として、色々と考えていたのでぎくしゃくしました。
4月の初めに書き始めたエピソードからずっとそれはあったんですが。

とにかく歴史本を読んでいると実在の人物の生き様が面白い。
事実、歴史にはオスカルはいないし、彼女抜きでも充分進行していきます。
おちゃめなアントワネットも様々な思惑の人たちに囲まれて生きていたわけだし、いろんな資料を見れば見るだけ新しい発見があって、それをエピソードに盛り込みたくなる。

だけどちょっと待てよ、と。
たしかに歴史は面白いけれどそれではベルばらオタクではなくベルばらから定義が広がった歴史オタクになっていくんじゃないかと。

もちろんそれはそれで素晴らしいのだけれど、根本に立ち返って一体私は何を書きたいのかというと、やっぱりオスカルその人なんだという事です。

オスカルの成長が書けたら良いなと思うし、将来を見据えてアンドレと最終的に結ばれるのだとしたら、二人はどう交流していくのかも書いてみたい。
まあ言っているだけで大した話は書けませんが(早くも逃げ腰)、主人公はやっぱりオスカルがいいや!などとパソコンの前で頷いてます。  
 
■2005年5月4日(水) 故郷への帰還  
 
ああ又、起伏のないエピソードにしてしまった。
オスカルが活躍して暴走馬を止めたり、フェルゼンに忠告して彼を故郷へ帰るように促したり・・・してません。
役立たずなオスカルにならないようにしなければ。

どちらかというとオスカルが家督を継ぐ者として、しっかりしたビジョンを持っていたことを書きたかったのです。
事務処理とはちょっと地味ですが。眼鏡に黒の腕抜きのイメージが!

あ、それと当時の領主が領地の作付けに口を出したかどうかは不明です。
収穫が増えると農民も領主も潤っていいんじゃないか・・などというのは現代の考えですね。

今回はオルレアン公も人物の説明だけですが登場しました。
王座を狙うためにブラック魔王のごとく奮闘したアニメ前半の彼ではないですが、個人的には目立ちたがりだったんじゃないかなと見ています。

それとオリキャラのモーリスですが、ベルばらサイドではオリキャラはどうなんでしょうね。好き嫌いがあるのかな。

パリの様子を知るためにオスカルが人の出入りの多いところでアンテナを張っていたことにすれば、何かと情報が得やすいのでオリキャラを出すことにしました。
時代劇で言うと、風車の弥七ってとこでしょうか。

変な形でロザリーも登場しましたが、この分ではジャンヌとは他人のままになりそうです。  
  ■2005年5月4日(水) エリザベート  
 
一路さんのトートを思い出しつつ・・・全く別人のルイ16世の妹のエリザベートです。

ちょっと調べたところ、しっかりした考えを持つ女性だったようです。
貧しい人を助けたり、良いことをしたわりにはどうしてアントワネットに続いてギロチンにかけられたのかしら?

それとローズ・ベルタンも出てきましたが、元気な女性が色々といて、楽しいです。
実在の人物を毎回出しながら、オスカルとの交流をエピソードにしていくのも面白そう。
だけどその場合は性格設定や生い立ちは真っ赤なウソにする予定なので、決して信用しないで下さいね。

確かオスカルは原作では一挙に大佐に昇進したんですが、ひとまず一階級上げて少佐にしました。
何となく少佐という響きが好き。(*^_^*)  
 
  ■2005年5月4日(水) 落陽  
 
実はこの話から戴冠式までの話は一つでした。
長いし起承転結にならないのでいくつかに分割。
書きたいこと毎に話を分けたり、オスカルの心の動きが解るようなセリフや行動を書き足すうちに時間ばかりとられました。
歴史の本も読んではみたものの、あまり内容は信じないで下さい。

この後、デュ・バリ夫人はしばらく修道院に入れられますがやがて解放され、寵姫時代の貯蓄で裕福に暮らしていたとか。
うっかり捕まって処刑されたらしいですが、革命までの期間にオスカルと再会して、何か交流があっても面白いですね。

それから近衛隊の隊長という役柄からして、ジェローデルとの掛け合いがとても書きやすいです。
どちらかというと付き人としてのアンドレよりも立場が近く、かっこよくてチョイ生意気な年下の男の子って感じでしょうか。  
 
  ■2005年5月4日(水) フェルゼン  
 
まあ取り立てて変わった方法でもないけれど、フェルゼンの日記形式になりました。

特にベルばららしいドラマチックな場面を書かなかったので、話を進行させるために誰かの心情を交えて書くことにしました。
おかげで起伏がないので、ちょっとたいくつな感じのヨーロッパ系の映画(そんな良いものでもないけれど)みたいになればいいなと思いつつ。  
 
  ■2005年5月4日(水) パリ1773  
 
アップしてからだいぶん経つので何を思って書いたのかあんまし覚えてないなあ。

アントワネットの事を中心に書いていたら、オスカルの事が他人事みたいになってしまうし、自分としても歴史物を書いている気持ちはないので、時々振り子のようにアントワネットとオスカルの話が行ったり来たりしてしまいます。  
 
  ■2005年5月4日(水) 移動しました  
 
日記をレンタルものに移動しました。
いちいちアップロードしていたら面倒で、だんだん書かなくなってきたので。(^^;)
これでちょっとはコメントを書くだろうと思います。
2005/3/26/
「近衛隊1773」
本文の後書きで書いたからほぼここで書くことも無いですが、とにかく近衛隊の資料が無くて途方に暮れました。まあいいや、お気楽な二次創作だも〜ん。ははは!
(完全に開き直り)

アニメではジェローデルは初めから良いポジションで出演してましたが、何と言ってもフルネームで出ていたことがすごい収穫です。
ヴィクトル・クレマン・ド・ジェローデルだなんて、もー彼にはぴったりな感じです。
ひとつ気になるのは革命後の彼はどうなったんでしょうね。

それにしても18禁も置いてないし、日常のことがメインで、本来のベルばらに登場するような悪人も物語を活性化するような激しい人も出てこないという、結構、地味ぃ〜なお話におつきあい下さってる方々、いつもありがとうございます。

たとえば原作とかアニメとかを見たら、まずどうしてオスカルとアンドレはもっと幸せな時間を長く過ごせなかったんだろう!?とか、まず思いませんか?
私なんてそれがどうしても気がかりで、はまった頃はとにかく幸せな二人を書きたい&読みたい!と熱望しました。

今のところ、ここで書いているお話はそのあたりの趣旨からも外れちゃってるし、完全に勝手に書いてます。
2005/3/26
「一対の肖像」「小さな戦い」
後書きにも書いていますが、ツワイクのパクリというか、アントワネットの事を書いているとどうしても資料を引っ張り出して読みふけってしまうので、創作しているというよりは箇条書きしている気分になります。

だけどやはり実際に生きた人の話は興味深い。
アントワネットも自分の楽しみばかりを追いかけているけれど、実は革命後に強さを見せているし、その人が何かに対して必死になっているところは尊敬に値すると思います。
なのでお話も出来るだけ心の動きも含めて、慎重に書かねば!と肩に力を入れてから、ハッと気が付いて、これって確かお気楽な二次創作だっけなぁと苦笑して我に返ったりします。

ただ、実在の人物なので無茶なことも書きにくいし、自分としてはやはりお気楽な運動会の話やジャルジェ家の騒動と言ったものが書いていて楽しく感じています。
2005/3/5/
「史上最大の作戦」
ジャルジェ家のためにオスカルを男として育てたのなら、次の代のことまで当然考えていただろうなぁというところで始まった養子騒動です。

養子縁組は今ならどうなんでしょう。私が子供の頃は兄弟の子供を引き取ると言うこともそんなに珍しい事じゃなかったんですが。

いざ、子供の前ではオスカルがどう振る舞うかを書いてみたかったんですが、立場上、父親であり母親であるのも大変な事でしょうね、きっと。

少しばかり「母親」っぽいところを強調させたんですが、これは単なる私の趣味です。

話の構想がまとまると一気に書いてしまうため、あらすじのようになってしまうのですが、セリフや日常のエピソードを入れて書いたら、また違う楽しみも出てきそうです。
話の流れからして、養子騒動はシリアスバージョンでも触れるかも知れません。

色々とお話を書いていますが、書いていくにつれて、基礎になっているのが人情時代劇ではないかと思いはじめています。
絢爛豪華・波瀾万丈、華やかなロココの時代をどうしても描けないのは、コテコテの日本情緒が染みついているせいかもね。(^_^;)

リュックは背負う袋ではなくて、十二使徒のひとり、ルカから取りました。
ちなみにここで言う「史上最大」とはジャルジェ家の史上のことです。

2005/3/3/
「ホザンナ」
最近の歌に、クラシックの曲をバックで流してシンクロさせているものが結構あるようですが、お話の合間に詩を組み込んでシンクロさせられないものかとあれこれ考えて書きました。
かなり苦戦して、一ヶ月ほどあーでもないこーでもないと直したり削ったり、結果として「当たって砕けた」感じもしていますが・・・(^^;)
・・・せっかく書いたのでアップします。

ほぼアンドレの一人称で書いていますが、今まで「俺」と言っていたのに、ここの内容からして「僕」のほうがしっくり来るので、このお話だけは「僕」で統一しました。
こうやって書いていると、アンドレの子供時代は「僕」の方がよかったかもと思いました。

聖書の正しい解釈や、解釈の研究は色々と進んでいるのでしょうが、個人的に趣味の範囲で勝手に解釈して書いています。
「家を建てる者の退けた石が隅の親石となった」という一節はそのまんま考えると「家を建てるときに要らないと捨てた石が、実は家を建てるのにはものすごく大切な石だった」ということですが、ああ・・大事なものは普段その辺に転がっていてつまらなく見えて、ある日突然、その大切さに気が付くものなんだなぁ・・・などと感慨深いものだったりします。
2005/2/25/
「レインボー オブシディアン」
週末に近づき、何かアップしたいな〜と思って、昼間の空き時間に書いた物。
色々と天然石のことを調べるのが面白かったです。
人類の歴史にアクセサリーは欠かせませんが、今の日本では男性がアクセサリーのことで一喜一憂することはそんなに無いかも知れません。
なのでアンドレにちょっと悩んでもらいました?!

超短編で内容にあんまし意味のないものは「面白い」に分類できないので、雰囲気アイコンに「しょうもな〜」を追加しました。

※追記
オスカルの机の上に放置されていたネックレスは隊の中にいる、ちょっとオカマっぽい兵士が「どうしても」とねだるので、オスカルはしぶしぶ上げることになってます。
自分がオスカルのために買った物がオカマの首元にキラリンと光っていたら、アンドレはさぞショックだろうな・・・と思うとかわいそうなので、そこまで書くのは止めました。
なのでこの追記は妄想です。(^_^;)
2005/2/22/
「春の祝い」
ますます続き物と化してきましたが、そのうち気まぐれをだしてきっと一足飛びに飛びます・・・多分。

アンドレはマジで結婚式の様子を知りたいみたいです。
こんな妹がいたらさぞにくったらしいだろうなと思いながら書きました。
本人はいぢわるをして結婚式でのことを言わないわけじゃないんですが、相手が本気で怒らないのを見越して甘えているわけです。

まあ、翌日になればきっと「知りたがり」のばあやを交えてどんなに見事な式だったか、話をしたことでしょう。
こうやってお話として書かないところにも本人たちのささやかなドラマはあります。
2005/2/19/
「夜明け」
未アップの「ホザンナ」から派生したもので、こっちで間に合えば「ホザンナ」は無くてもいいかもしれないとも思いました。

誰の話なのか途中までわかりにくいので、出来るだけ短く書いたつもりなんですが、かったるいのが苦手な人向きではないかも?です。

この下にアンドレの両親「かけおちパターン」の話もしましたが、ただ逃げ出すんじゃなくて、自分から飛び出していった事にしました。
その意味では、後々のオスカルもそうでしたが・・・。

結局、アンドレは母に似た人を好きになったんじゃないかなぁという事にしてしまおうという、誰でも思いつきそうな設定ですなぁ。
既にこういうお話もあるのかも知れませんが。

ロザリオを代々受け継ぐかどうかは知りませんが、母親のロザリオをアンドレが形見で持っていて、水晶なら男の人が持っていても変な感じはしないだろうし、まあいいかって感じです(超いいかげん)。
2005/2/6/
アンドレの両親を書く時はどんな設定にしたらいいのかちょっと考えています。
まず結果がわかっているので、「祖母が引き取る」というところから始めます。
両親が亡くなった時、その子を引き取るとすれば、まず一番近い親戚になるので、祖父、祖母、伯父、伯母…あたりが妥当でしょう。

ばあやは祖母なので一番に名乗りを上げるのは当然ですが、住み込みの召使いなので、どちらかというと引き取りにくい立場ではないかと思います。まあ、当時の世相は知らないのでよくわかりませんが。

なので、どうしても「ばあやが引き取る必要があった」という設定を作り上げる必要性が出てきます。
別の言い方をすれば、アンドレはばあや以外の人を頼れなかったという状態です。

てっとり早いのはアンドレの両親が強引に駆け落ちをして、両家からの縁が切れてしまったことにすれば、余計なしがらみが発生しにくくなります(血縁の人を余計なしがらみとは失礼ですが、あくまで物語を作る上での事ですよ)。

さらに、たとえ暮らしが苦しくても親切な叔父さん一家が、どこかでアンドレのことを聞きつけて引き取りに来るということも考えられるので、その場合にでも「アンドレはすでにジャルジェ家に落ち着き、動きたがらない」という事にしてしまいます。

そのためには、アンドレの両親と連絡を取り合っていたのは唯一ばあやだけだったという事にすれば、ばあやはアンドレの獲得に一番有利な立場にいることになります。

でなければ、アンドレはばあや以外の全ての親戚にそっぽを向かれ、引き取ってもらえず無視されていたということになりかねません。それでは気の毒です。
又は、誰も引き取らない、イコール、ばあや以外のアンドレの親戚全てが天国に行ってしまっていた!という設定もちょっと残酷すぎでしょう。


なので多分、サイドストーリーでもアンドレ父母駆け落ちパターンは多いのではないのかなぁ?


それと、ばあやがアンドレの両親のどちらの親だったかも悩みどころです。
「両親のどちらかが亡くなった時点でも、ばあやのところへは帰らなかった」という設定を考えます。

両親が相次いで亡くなったとして、どちらが後かというと、個人的にはどうも母親のイメージがあります。
もし母親がばあやの娘なら、夫が亡くなった時点でばあやのところに帰りそうなので、それをしなかったのはお嫁さんだったからじゃないのかなと。

ああ、それから両親の仕事は何だろうとか、まず父親はアニメの設定?と同じく大工に決まり。母親は先生?みたいなイメージです。
そうすると、母親が慈善活動で教会で子供たちに勉強を教えていたという基礎を作れば、後年、アンドレも母親のように教会へ通い、子供たちに同じように文字を教えるという設定が作りやすくなります。
教会へ通えば、そこで身分制度に対する意見を耳にして、アンドレが革命に傾くきっかけが作れます。

とまぁ、そんなことをつらつら考えています。おかげでますます原本から外れて行く自分がこわい……。

上記のようなことを考えていると思考パターンが固まってしまい、ちょっとした発想の転換ができなくなり煮詰まりそうです。
んなもんで、話を考えながら頓挫寸前だったりします。

うーん、なんだか長い日記になってしまいました。まるでサイドのあらすじみたいですね。
2005/2/5/
「輝く季節」
前に書いた子供時代の続き物になっています。
我ながら原本の設定を無視してしまいあきれています。


元のストーリーをなぞったり、設定をくずさずに創作していくというのは大変な作業です。
そう言うお話を書く方はすごいと思うし、それを望む方も当然あるとは思うんですが、とてもマネ出来ないので、原本に沿ったお話が好きな方にすれば私の書いた物はちょっとちがうんじゃない?なんて思われるかも知れません。

本人としては続き物を書く根気はないんですが、気が向いたら続けるか、飛ばし飛ばし同じキャラ・同じシチュエーション設定の物を書こうかなと思ってみたり。
何せ、続きの長編を書くには体力と気力が必要です。お気楽サイトとしてはあくまでお気楽に書いていく予定です。


色々と読んでいるとデュバリ夫人はそんなに意地悪な人ではなかったそうですね。肖像画を見てもトロンとした目のいかにも男性が守ってあげたくなるタイプなのかしら?などと思います。
主人公は貴族のオスカルなんだけれど、ついつい平民に肩入れしてしまうのは私が小市民だからかも知れません。

これを書いてから、もう少し過去のエピソードを一つ、はさみこもうと思い立ったんですが、難航しているのでどうなる事やら。(汗)
2005/1/23/
「アンドレの逆襲」
シチュエーションは一つ前の「埋もれた記憶」と同じ。
前作をあまりに真面目に書いたため、反動が出たもの。子供時代の一こまという点では前作と全く同じ場面。

同じ場面設定でも、テンポを変えると情景は最初の三文章で語り尽くせてしまう。何がメインかで全然話は違ってくるもんなんですね。
嫌がるアンドレをいじめるオスカルを楽しく書いてみたかったんですが、結局アンドレは好きでいじめられているのかな、やっぱし。(^^;)
これでも来年の冬季オリンピックを応援した・・・つもり。
2005/1/21/
「埋もれた記憶」
そう言えば未完の話も衛兵隊以後で、子供時代のことは放置していたことに気が付き、あらたな気持ちで書いたもの。
ネタが同じなので今までにも使い古された話だとは思います。そうそうとっぴな発想も出来ない。
それにしても二人があまりに幼すぎるとかえって子供の気持ちがわからなくて描写できない。いちおー大人だもん。
アンドレが屋敷に来た年齢を物心付いたぐらいに上げたのと、乳兄妹ではないと言うこと、それからアンドレがさっさとオスカルにプロポーズしたことなど、原本の筋を無視してしまいました。
プロポーズと言ってもアンドレは自分で夢オチだと思っているようですが、こういうのは言われた方が記憶に残るのかな。

2005/1/15/
「おだやかな空」
未完の話のラストに用意していたもの。
とにかく長編を書いた理由はラストで何とかオスカルを生き残らせたいからという気持ちのみ。
長い話を途中で放り出したあげく、こんなあらすじみたいな短編に、大事に暖めたラストを使うのって、自分でも何のために長編を書き始めたのかと自問しそうだけれど、それはそれ、別の話として楽しんで書きました。
そのうちセリフ付きで書いてみたい。彼女が悩んでいるドレスの色も決めてないけれど。一枚は淡いブルーにしてますが…。

この話を書くのにバスティーユ攻撃に関する歴史本を読みあさり、要塞の大砲が実際に市街地に向けて発射されたのかされていないのか探したけれど、結局よくわかりませんでした。
それだけでもオスカルが大砲を撃つきっかけに出来るのに。

いずれにしても元々の話からは大きく逸脱しているので、パラレルものは好き嫌いがあると思います。
2005/1/9/
「怒濤の大運動会」
突然、コレだとひらめいて書いたもの。こんなモノ、ひらめくなよと言われそうですけど。
バカバカしい課題を提供するブイエ将軍や、とんでもない部下たちに囲まれ、彼らに振り回される真面目人間のオスカルという図式が結構書きやすい。

ありえねぇー!という話ですが、自分としてはこんな天然な人々の話が好き。
リアカーを押すハッピ姿のアランが一番好きかな。
こんなところでお姫様だっこされても恥ずかしいだけだと思う(爆笑)。いい思い出にはなっただろうけれど…実際にされたら嬉しいものかなぁ。経験ないのでわからない。